ASIO4ALL

ASIO4ALLは、Windows用のフリーかつオープンソースのオーディオドライバーです。このドライバーを使用すると、ネイティブなASIO ドライバーを持たないサウンドカードを使用できます。これらのサウンドカードは、低遅延性能で際立っており、音楽録音や制作業界およびライブイベントで非常に重要です。ASIO4ALLのおかげで、専門的なハードウェアが利用できない場合でも、低遅延の録音が可能になります。

プロフェッショナルなオーディオインターフェース

ASIO4ALL は、WDM（Windows Driver Model）ドライバーを使用して、ASIO（Audio Stream Input/Output）機能をエミュレートし、ソフトウェアとオーディオハードウェア間のブリッジとして機能します。

オーディオデバイスの管理

ASIO4ALLをインストールすると、さまざまなパラメータを管理するためのグラフィカルインターフェイスにアクセスできます。まず、PCに接続されているオーディオデバイス（サウンドカード、スピーカー、ヘッドフォン、マイクロフォンなど）のリストがあります。ここから、希望するデバイスで音声の再生を有効にしたり、それらを組み合わせたりできます。これに加えて、入力デバイスと出力デバイス間の遅延（ミリ秒単位）を補正するための遅延補正オプションがあります。

入力および出力遅延の調整

遅延や聞いているデバイスを調整するほかに、ASIO4ALLではバッファのオフセットを変更したり、44 kHzから48 kHzへの再サンプリングを強制したり、WDMドライバーを16ビットモードで動作させるようにすることも可能です。

ASIO4ALLをダウンロードして、コンピュータでプロフェッショナルな音響録音をお楽しみください。